男性のスーツにポケットはいくつあるかご存じですか?
…正解は、17個のポケットがあります。(スリーピーススーツの場合)
そんなにたくさんあるなんて、なんだかワクワクしますよね。
しかし、そのポケットに物を入れるのはオシャレではないと言われています。
理由は簡単で、物を入れることによってせっかくのシルエットが崩れてしまうから。
職人用語では「隠し」とも言うそうです。
物を入れる用途ではないのであれば、「隠し」の方がしっくりきますね。
もともとはルーツである立ち襟の軍服にポケットが付いていた事が、
今現在まで受け継がれています。
ただポケットが無いスーツはとても格好が悪いですよね。
しかも、ポケットは物を入れるのに働くビジネスマンにとっては必要です。
そこで、シルエットを保ちつつポケットを利用する方法があります。
スーツの4つのポケットを使うことです。
それは上着の内ポケット2つと、パンツのピスポケット2つです。
胸元とヒップはある程度膨らんでもシルエットに問題はありません。
むしろある程度豊な方がかっこいいです♪
この4つのポケットにハンカチや携帯などを分散して収納するのが
おススメです。分厚いお財布はもちろん論外♪
オーダーの場合は、必需品を並べてどこに何を入れるかも
一緒にオーダーをしておくのが良いと思います。
シルエットが崩れないように工夫してもらえるからです。
シルエットを良く保つためには、ある程度の使いやすさを犠牲にするしかありません。
大人の男性ならスーツはかっこよく着こなしているほうが素敵です。
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