今回は、「フラワーホール」についてお伝えしていきます!
まず、皆さん「フラワーホール」が何かご存知ですか?
フラワーホールとは、スーツのラペル(襟)にあけられている釦ホールのような穴のことです。
この穴は本来、フラワーホールという名前の通り
「ブート二エール」と呼ばれる花飾りを取り付けるためにあけられていました。
昔は生花を挿して使っていて、花がすぐに枯れてしまわないように
ブート二エール専用の小さな花瓶(フラワーホルダーやフラワービン)
が作られていたくらい、当たり前に胸に花を挿す習慣があったのです。
(今でもアンティークショップなどで稀にこの花瓶が売られていたりします)
また、昔はプロポーズの際に女性に花束を渡しOKであれば女性がこのフラワーホールに
花束の花を一輪さして答える(オシャレ!)なんて習慣もあったり、
街でフラワーホール用の花を売ってる売り子さんが当たり前のようにいて
出勤途中の紳士が花を買い、胸にさして出かけて行ったり(オシャレ!)
という習慣もあったのだとか。
そこから階級章や勲章を取り付けるために使われるようになったりと
スーツが貴族の制服として着用されていた時代の名残として
現在も穴だけが残っているのですが、形骸化してしまっているのが現状。
現在では、結婚式のときに新郎がこのフラワーホールに花を挿したり、
日常生活では社員章を付けるのに使われたり、議員や弁護士の方々が
バッジをつけるのに使われるのが主となっていますよね。
しかし、せっかく付いている穴…使わないなんてもったいない!
是非、このフラワーホールを活用してオシャレ上級者になりましょう!
社員証などを付けたりせず、そのままになっている方には
現代版の簡易花飾り「ブート二エール」がオススメです!
現代版のブートニエールは花の形をしたバッジです。
花の形と言っても様々なデザイン・大きさのものが販売されているので
調べるだけでも楽しめます!
クールビズでネクタイをあまり締めなくなった現代、ネクタイの代わりに
この花形のブート二エールや「ラペルピン」という様々な形の
バッジでコーディネートを楽しむのも素敵です☆
ただ、「ラペルピン」という名称でいろいろな形が出ている中でも
オススメはやはり花形の「ブートニエール」です。
なぜなら、このブートニエールはオシャレアイテムとしてだけではなく、
コミュニケーションツールとしても活躍してくれるからなんです!
例えば…「その襟についているバッジ、かわいいですね!」と声をかけられたり、
「襟に花をつけていた人」と覚えてもらえたり、
営業トークのきっかけになったりしてくれるオシャレで万能なアイテムなのです!
さらに、この形から「かわいい!」と女性ウケも抜群!
スーツの色に合わせていくつか揃え、ネクタイのように毎回組み合わせを変えていけば
「オシャレな人」というイメージを持ってもらえること間違いなしです!
この機会にぜひおひとつ、ブートニエールをお求めになってみてはいかがでしょうか?
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